VPGL言語のプログラミングは、ダイアグラムを作図することになるのですが、この記事では、編集操作の基本を紹介します。基本操作は、3×3, 5×5, 7×7の各こまの以下の5つのゾーンをシングルまたは、ダブルタップ/クリックで行います。
操作名とオプションの設定
タイルの中心付近(ZONE 0)をシングルタップ/クリックすると以下のようなダイアログがポップアップして、操作名とオプションが設定/変更できます。
項目OP NAMEは、操作名の欄で、プルダウンメニューで、既に定義されている操作名の一覧から選択することができます。メニュー項目の中には特別に–ENPTY–という項目があり、この項目を選択して、OKを押すと、このタイルが空白になります。
OKボタンは、操作名とオプションについてのダイアログの内容を反映させてダイアログを閉じます。Closeボタンは、ダイアログの内容を放棄して単にダイアログを閉じます。Deleteボタンは、ダイアログの内容が何であっても、このタイルの内容を消去して、空白のタイルにセットします。
表示の拡大
タイルの中心付近(ZONE 0)をダブルタップ/クリックすると表示が拡大します。この時、角タイルの左上隅にタイルの位置情報が表示されます。タイルの中心を再度ダブルタップ/クリックすると、拡大表示が終了して、通常の大きさの表示に戻ります。
タイルの移動
タイルの中心付近(ZONE 0)をおおよそ0.5秒程度、押し続けると、以下のようにタイルの表示が”MOVING”に変わります。
この状態から、ほかのタイルの中心付近(ZONE 0)を0.5秒押し続けると、そのタイルに、”MOVING”と表示されているタイルが移動します。この時移動元のタイルは、空白になります。
移動操作を中止するには、”MOVING”と表示されている状態から、ほかのタイルを押し続けるのではなく、単にシングルタップ/クリックします。すると”MOVING”表示は消えて、通常のモードに戻ります。
タイルの入力の設定
ZONE 1 – 4: タイルの四辺付近をシングルタップ/クリックすると、タイルの操作に対する入力の方向を設定することができます。何も表示のない辺をシングルタップすると、順番に入力0、入力1の順番に追加されていきます。
すでに表示のある辺をシングルタップすると、その辺の入力は空白に戻り、ほかの入力の番号は、矛盾の内容に再設定されます。例えば、入力0, 1, 2がすでに設定されているところで、入力1を削除したときには、入力番号の飛びがなくなるように、入力2の場所が入力1に自動的に変わります。
タイルの出力の設定
ZONE 1 – 4: タイルの四辺付近をダブルタップ/クリックすると、タイルの操作に対する出力の方向を設定することができます。何も表示のない辺をダブルタップすると、順番に出力0, 出力1の順番に追加されていきます。
すでに表示のある辺をダブルタップすると、その辺の出力は空白に戻り、ほかの出力の番号は、矛盾の内容に再設定されます。例えば、出力0, 1, 2がすでに設定されているところで、出力0を削除したときには、番号の飛びがなくなるように、出力1の場所が出力1に、出力2が出力1に自動的に変わります。
以上の操作を各タイルに対して行っていくことで作図プログラミングを行います。